四行広告

流産の手術体験記。~私が体験した麻酔の恐怖~

投稿日:2017年3月19日 更新日:

かえで
今回は、私が実体験した流産手術の感想や詳細などを書いていきたいと思います。

 

流産にも様々な種類があります。切迫流産については『切迫流産!?突然の大出血。それでも赤ちゃんが無事だった訳』でお話ししましたが、それ以外にも、稽留(けいりゅう)流産進行流産不全流産完全流産化学流産があります。

 

私は、2回とも稽留流産でした。稽留流産とは、赤ちゃんの心拍が止まっていてすでに亡くなっているけれど、そのまま子宮内に留まっている状態のことをいいます。

 

稽留流産の場合、亡くなった赤ちゃんが自然と流れ出てくるのを待つか、赤ちゃんを取り出すソウハ手術(子宮内容除去術)を行うことになります。

 

手術までの経緯

病院によっては、「自然に出てくるまで待つか手術をおこなうか選択してください。」という先生もいるようですが、1度目の流産の時に私が診ていただいた先生からは、

「流産後に自然に流れてきた場合、大量に出血するおそれがあるから手術をした方がよいかと思います。」

とお話があり、私は手術を受ける選択をしました。

 

といっても、流産の宣告を受けたその日に手術を行ったわけではありません。「1週間後に手術をしましょう。その時に念のため、もう一度赤ちゃんの心拍を確認しますからね。」と、先生からお話がありました。

 

予定では1週間後に手術をおこなうはずでした。しかし、流産宣告を受けてから2日くらいたったときでしょうか・・・下腹部に鈍痛を感じるようになりました。はじめは生理痛の痛みのような感覚がしばらく続いていましたが、痛みは次第に酷くなっていき、痛みでうずくまるほどでした。

 

それでも、スッと痛みが引くときもあり痛みに波があるような状態でした。

私は

かえで
「赤ちゃんが出てこようとしているのかな。。。」

と怖くなり、タクシーを呼び病院に行きました。その時、念のため仕事中だった夫にも病院に行くことをメールで伝えました。

 

病院に着くとすぐに診てもらうことになりました。結果、お腹の赤ちゃんがすでに出かかっているとのことで、私は急遽入院となり、その日に手術を行うことになったのです。波のあるお腹の痛みは、陣痛のようなものだったのかもしれません。

 

夫は私からメールを受け取った後、すぐに会社を早退して病院に向かってくれていました。そのため、手術を受ける前に夫と会うことができました。

 

流産手術の実体験

ソウハ手術とは膣から器具を入れ子宮頸管を通して子宮内の内容物を掻きだす手術で、正式には子宮内容除去術といいます。20分程で終わる簡単な手術のようですが、全身麻酔の説明を受け、手術の同意書にサインをすると、とても怖くなりました。

 

処置室には歩いて行きました。すでに点滴でラインがとられていたと思います。看護師さんから「数を数えましょう」と言われ「1・・・2・・・3・・・」と数えていくうちに意識が朦朧としてきました。人生初の全身麻酔でした。

 

麻酔にかかっている間、私はとても怖い体験をしました。

夢をみている状態だったのだと思いますが、その時の私の意識の中では現実の世界で起きていることのようで、うまく表現できませんが、誰かの体の中に吸い込まれていき、人の体の中をどんどんと転げ落ちていくようでした。

ブラックホールのような大きな穴が現れて、「あそこに吸い込まれたら私は死んでしまう」と思いました。

頭の中で意識はあるのだけれど、自分の意志ではどうにもできなくて、そのうち自分が誰なのかもわからなくなり、意識が飛びました。

 

目がさめた時には病室に戻っていました。自分の名前を呼ぶ声がして目を開けると数人の顔がぼんやりと見えました。あとから夫に聞いたのですが、私は手術が終わってから目を覚ますまでの間、ずっと「痛い 痛い」と繰り返し言っていたそうです。

 

目が覚めると、今度は強烈な吐き気に襲われました。少しでも体を動かすと吐いてしまいそうで、吐き気止めの点滴をしてもらいました。

 

一晩入院し、翌朝退院したのですが、病院ではほとんど眠ることができませんでした。夜中、静まり返った産婦人科病棟からは産まれたばかりの赤ちゃんの泣き声が響き渡っていて、心が締め付けられる思いだったことを今でもはっきりと覚えています。

 

このようなお話をすると、これからソウハ手術を受ける方にはとても不安な思いをさせてしまうかもしれません。けれど、皆が怖い体験をするわけではありません

 

先生に、麻酔にかかっている間に体験したことをお話ししたところ、

「麻酔にも相性があって、ちょっと相性が悪かったのかもしれないね」なんておっしゃっていました。

 

ちなみに2度目の流産でソウハ手術を受けた時には、このような怖い思いをすることはなく、眠っている間に終わりました。麻酔が切れた後の痛みや吐き気は、同じように強烈でしたが、痛み止めや吐き気止めを処方してもらえばおさまるので心配いりません。

 

これが、私の1度目の流産の手術を行った体験記です。出産予定日は7月18日でした。もし、この時の子が無事に生まれていたら今年で7歳です。

 

私のお腹の中にいたのはたった10週だけでしたが、初めて私たち夫婦のところにやってきてくれた赤ちゃんを私はずっと忘れません。

関連コンテンツ

関連コンテンツ

記事下 アドセンス

流産

まこと
流産の関連記事こちらです

おすすめ記事 TOP 10

葉酸 1

母子手帳にも、摂取の重要性が書かれている葉酸。 でも、妊活をするまで、葉酸なんて知らなかった。 という人が、ほとんどではないでしょうか?     でも、これからお伝えする、   妊活中から、葉酸を摂取 ...

セックスレス 解消法 2

      なぜ、旦那は拒否するのか? 旦那がセックスを拒否するときに使う言い訳で多いのはこの2つです。   セックスレスの夫の拒否理由 第2位 「今日はそういう気分じゃないから・・・またにしよう」 ...

精液量 増やす 3

精液量を増やしたいと思う理由は何でしょうか? 子供を作るため? 精力アップして、ドバっと射精する快感度を上げたいから? 両方実現できます!     contents精液量を増やすことができたサプリ子作 ...

双子 出産 体験記,双子 自然分娩 リスク 4

私が双子を出産した病院は、条件が揃っていれば、双子でも自然分娩で出産を行うという方針の病院でした。   そのため、 私は帝王切開ではなく自然分娩(陣痛促進剤を使用した誘発分娩)で、双子を出産しました。 ...

妊娠検査薬 フライング いつから 5

ママライターのスミ江です。 前回、私の妊娠ジンクスをご紹介しましたが、   今日は1人目と2人目を妊娠したときに使用した、2種類の妊娠検査薬について「いつから反応がでるのか?」 私の体験談をご紹介した ...

子なし夫婦 6

  僕は41歳の会社員。妻も41歳で事務員として働き、結婚20年目になります。   お互いビール好き、野球好きと共通の趣味や考え方が似ている夫婦です。   子なし夫婦生活20年になりますが、夫婦で好き ...

セックスレス 香水,夫婦 セックスレス 解消 7

セックスレスに悩んでいる女性って、意外と多いですよね。   男の人って、要は性欲をどんな形であれ処理してしまえばそれで済むことなのかもしれないけど、女はそうじゃないですよね。   女だって性欲はあるけ ...

人工授精後 腹痛 8

私は双子を体外受精で授かり出産しました。 最終的に体外受精にステップアップするまでに、人工授精を7回行っています。   そのうち1回は、人工授精後に妊娠したものの、妊娠7週で稽留流産になりました。   ...

人工授精 成功確率 30代 9

  私は35歳で妊活を始め、タイミング法では妊娠せず、人工授精3回目で授かりました。   ・人工授精を始めたものの、30代の成功率がどれくらいなのか? ・何回目でできるのか? など、私の不妊治療体験談 ...

流産後 妊娠 10

  私は結婚して9カ月の41歳、マタニティ主婦です。 今日は41歳で高齢妊娠→高齢流産→再び妊娠を経験した、私の流産体験談をお伝えしたいと思います。   私と同じく高齢流産をしてしまった方の、少しでも ...

-流産, 私達の流産体験談

Copyright© べびたん , 2019 AllRights Reserved.