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赤ちゃんの目ヤニの原因、鼻涙管閉塞の治療法と全身麻酔までのタイムリミット

投稿日:2017年9月17日 更新日:

我が家の双子の1人は、新生児のころから右目がやけに涙目であったり、眼ヤニの量が多くて、朝方には眼ヤニで目が開かないこともありました。

 

あまりに目ヤニが酷いので、眼科を受診したところ「鼻涙管閉塞」との診断でした。

 

かえで
今日は、赤ちゃんの鼻涙管閉塞について、娘の治療と完治までの経過について書いていこうと思います。

 

鼻涙管閉塞とは

鼻涙管閉塞の前に、「涙」のしくみについてです。涙は、上まぶたの外側にある「涙腺」で作られています。

 

涙腺で作られた涙は、目の表面を流れ、角膜や結膜を潤しながら、涙点という小さな穴に吸い込まれていきます。吸い込まれた涙は、鼻涙管という管を通って、鼻の奥に抜けていきます。

 

鼻涙管閉塞とは、この涙の通り道である鼻涙管が詰まっていて、涙が通り抜け出来なくなる疾患です。

 

涙が通り抜け出来ないので、いつも涙目になっていたり、目ヤニが出てしまうのです。

 

涙は、悲しい時や目にゴミが入ったときだけでなく、常に分泌されていて、目を潤しながら涙点に吸い込まれているのです。

 

目ヤニの原因は「鼻涙管閉塞」。

これまでも、涙目になっている時や、眼ヤニが多いなあとは思っていたのですが、ある朝、起きた時に眼ヤニがまぶたにカピカピにこびりついていて、目が開けられなかったことがあり、さすがに眼科に連れていきました。

 

生後5ヶ月に入った頃でした。先生は、「涙腺が詰まっているかもしれないから検査しますね。」とおっしゃり、涙腺に水を通す検査をしました。

 

麻酔は使わず、専用の注射器と涙腺針を使って、涙点(目がしらにある小さな点)から生理食塩水を入れる検査です。

 

看護師さん2人で娘を押さえつけながら先生が検査するのです。私はその光景を見て泣きそうになりました。もちろん先生が涙点に針を刺す所は見ることは出来ず、絶叫する娘が可哀想でなりませんでした。

 

そして、その時初めて「鼻涙管閉塞」という言葉を聞きました。

 

鼻涙管閉塞の治療

鼻涙管閉塞の90%は1歳になるまでに自然に治る

はじめ、先生に言われたのは、赤ちゃんの鼻涙管閉塞の90%は、とくに何もしなくても1歳になる頃には自然に治る、ということ。

 

治るまでそのままにしておいても視力に支障がでるわけではないけれど、当の本人は、涙目や目ヤニがとても不快でストレスになるので、治療はした方が良いとおっしゃっていました。

 

最初の治療は点眼薬とマッサージ

まず、眼科からクラビットという抗菌作用のある点眼薬が処方され、目がしらのあたりをマッサージするように言われました。

 

家では1日3回、点眼しながらマッサージを行いました。1週間おきに眼科に通院して経過を観察してもらっていたのですが、あまり良くなっている感じではありませんでした。

 

恐怖の涙道ブジ―

点眼薬&目がしらマッサージでは効果がなかった娘は、鼻涙管ブジ―という治療を受けることになりました。

 

涙道ブジ―とは、先が曲がった細い針金の棒を涙点から挿入して、涙管の詰まっている箇所を突き破り、閉塞している涙管を開通させる処置です。

 

想像しただけで、痛くなるような処置を、生後6ヶ月に入ったばかりの娘はすることになりました。

 

これも、通水検査の時と同じように、看護師さんと私で押さえつけながら行います。娘はもちろんギャン泣きを通り越して絶叫でした。

 

1度の涙道ブジ―で涙管が開通して治ることもありますが、娘は1度の涙道ブジ―では治りませんでした。

 

まだ、生後6ヶ月だし、先生も「できる範囲で行います」、とおっしゃっていたので、なかなか思うところまで針金を入れることが出来なかったのかもしれません。

 

その頃の写真がこちらです。

 

左目はキレイですが、右目には目ヤニが溜まり、下まつげにも目やにで湿っている状態。拭き取っても拭き取っても、気づくと、こんな目になっているのです。

 

かかりつけの眼科から県立病院へ

結局、娘の鼻涙管閉塞は治ることなく、生後8ヶ月になりました。初診当初からだいぶ月齢もすすみ、身体が大きくなっていました。

 

これまで近所の眼科に通院していましたが、先生が「内視鏡で治療が可能な病院があるので、そちらに行ってみてください。」とおっしゃり、紹介状を書いて下さいました。

 

内視鏡は、ブジ―の先にカメラが付いていて、涙道内の状態をモニターで見ることができます。

 

通常の涙道ジブーは先生がジブーの手ごたえや感覚で、閉塞されている所を突くことになりますが、内視鏡はモニターで確認しながら処置を行えるので、安全性も高く、成功率もよくなるのです。

 

県立病院を受診し、こちらの先生に診てもらったところ、自然に治ることを期待して、あと2週間は様子を見てみましょうとの判断でした。

 

涙管ジブーも、内視鏡による治療も、やらずに済むなら赤ちゃんにとってその方が良いとのことでした。

 

鼻涙管閉塞、全身麻酔までのタイムリミット

先ほども書きましたが、鼻涙管閉塞の治療で涙道ブジ―を行う場合、数人で赤ちゃんの体を押さえつけて処置します。

 

当然、月齢が進み、身体が大きくなってくると力もついてくるので、押さえつけることが難しくなるわけです。

 

当たり前ですが、痛みは相当なので、赤ちゃんも全力で抵抗してきますから、処置中ちょっとした拍子に赤ちゃんが動いてしまっては大変です。

 

なので、1歳あたりになるとこの涙道ジブーは全身麻酔を使って行わなければならなくなります。

 

全身麻酔は、私も経験したことがありますが、想像以上に身体に負担をかけることになります。

 

全身麻酔を使う場合は、小児専門の麻酔の医師によって行われるし、麻酔前には十分な診察や検査をして全身の状態を細かいところまで把握して行われます。

 

ですが、やはり親としては、麻酔によって危険な状態にならないか?という不安は大きくなりますよね。

 

全身麻酔を使用する場合は、小児麻酔科の専門医がいる病院に転院しなければいけなくなるので、場所によっては、遠くまで行かなければいけない、という負担もかかってきます。

 

結局、娘の涙管閉塞は全身麻酔のタイムリミットである1歳になる前に、治ることができました。県立病院で2週間様子を見ましょうといっていた間に症状がおさまったのです。

 

赤ちゃんの目ヤニや涙目が続いていたら小児科よりも眼科へ

もし、お子さんの目ヤニや涙目が続いていたら、眼科を受診してください。

 

小児科へ行くと「眼科へ行ってください。」と言われるか、ただ、「様子を見ましょう。」と言われ、詳しい説明がされないまま、時だけが過ぎて行くかもしれません。

 

1歳を過ぎてしまうと全身麻酔での治療になり、大変な処置になります。

 

また、生後早い段階で診断が出れば、目薬とマッサージで良くなるケースも多いので、「気になるな」と思ったら早めに受診することをおすすめします。

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